セサミン研究所

セサミンとイソフラボンの関連性

イソフラボンが、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをするというのは、よく知られていると思います。実はセサミンにも、イソフラボンと同じような働きがあります。どちらも植物性エストロゲンと呼ばれており、女性のホルモンバランスを整えるのに役立つ成分です。

イソフラボンとセサミンの働き

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。エストロゲンには心身の調子を整える働きがあります。排卵後に分泌されるプロゲステロンは、妊娠に備えて食欲を増進させたり、身体に水分を蓄えたりといった働きをします。妊娠が起こらなかった場合は、プロゲステロンが急激に減少し、月経が起こります。プロゲステロンの増減によりホルモンバランスが乱れると、副交感神経の働きが弱くなった状態になり、血流悪化を原因とした頭痛や肩こりが起こります。また、イラつきなどの精神症状が現れます。
イソフラボンとセサミンは、どちらもエストロゲンのような働きをします。エストロゲンの不足によるホルモンバランスの乱れを改善し、自律神経を整え、女性特有の不快症状を緩和します。

各症状の改善効果

月経前症候群の改善

月経前症候群については、「月経前症候群にもセサミンは有効!」という記事をご参照ください。

更年期障害の改善

更年期障害とは、更年期に現れる、ほてりやのぼせといった不快症状のことをいいます。更年期障害は、40~50代にかけて、女性ホルモンの分泌量が急激に減ってしまい、ホルモンバランスが崩れることで起こります。ホルモンバランスを改善することで、症状を緩和させます。

月経不順の改善

月経不順とは、月経の周期が乱れ、早まったり遅れたりする症状のことです。
月経不順の原因もホルモンバランスの乱れです。それを改善することで、生理周期を安定させます。

骨粗しょう症の予防

骨粗しょう症とは、骨密度が低下し、骨折しやすくなる病気です。患者の80%以上が女性だと言われています。
女性ホルモンの分泌は、50歳前後から急激に減少します。その結果、骨からカルシウムが溶け出しやすくなり、骨粗しょう症を引き起こします。エストロゲンは、骨からカルシウムが溶け出すのを抑制する働きがあります。

肌トラブルの改善

シワやたるみ、肌のハリがなくなるといった肌トラブルの原因は、エストロゲンの減少が原因のひとつと考えられます。エストロゲンが減少すると、生成されるコラーゲンの量が減り、シワやたるみの原因になります。また、エストロゲンは肌の水分量を増やす働きがあります。

イソフラボンとセサミンの摂取方法

イソフラボンの摂取方法

イソフラボンは大豆に多く含まれています。イソフラボンには、糖と結合した状態と、糖がとれた状態の2種類があります。糖と結合していると、体内で糖を分解する必要があるため、吸収されるまでに6~8時間ほどかかります。糖が取れた状態であれば早く吸収されます。糖と結合した状態のイソフラボンは、自然のままの大豆や、豆腐やきな粉に含まれています。糖がとれた状態のイソフラボンは、味噌や醤油に含まれています。
また、サプリメントでの摂取が手軽です。

セサミンの摂取方法

セサミンはゴマに多く含まれています。ゴマを使った料理を食べたり、サプリメントを利用したりして摂取しましょう。

出典
中高年の女性におすすめのセサミン
https://www.eternallyronan.com/reviews.htm
セサミンでお肌のツヤやハリを取り戻す
http://www.ecopaperaction.org/tuya.html