セサミン研究所

セサミンの精神安定効果

イライラが止まらなかったり、不安になったりといった精神的な不調は、誰しもが経験していることでしょう。一時的なものならいいのですが、精神状態が不安定な状態が長期間続いている場合は、悩んでしまう人も多いと思います。
ゴマに含まれるセサミンは、精神を安定させるのに効果を現します。その理由を見ていきましょう。

精神が不安定になる原因

活性酸素

精神が不安定になる原因のひとつに、肝機能の低下が挙げられます。
肝機能低下の原因は、活性酸素です。活性酸素とは、体内でエネルギーを作り出す際に生まれるもので、細胞膜を破壊します。肝臓は特に沢山酸素を使う臓器であり、その分生み出される活性酸素量も多く、肝細胞が劣化しやすくなります。
肝臓は、体内に入ってきたり、体内で作られたりした物質を分解する働きをしています。
腸や腎臓で作られるアンモニアには毒性がありますが、通常であれば、肝臓で分解されます。しかし、肝機能が低下すると、アンモニアが肝臓で分解しきれずに血中へと流れ出します。体内にアンモニアが過剰に溜まると神経に悪影響を及ぼし、精神が不安定になりやすくなります。

血行不良

ストレスなどが原因で自律神経が乱れると、血流が悪くなります。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は体を緊張状態にし、副交感神経はリラックス状態にします。自律神経のバランスが崩れて副交感神経の働きが弱くなった状態になると、血行不良の症状が出ます。血流が悪くなると、脳に十分な量の酸素が運ばれなくなります。
脳に血液が行きわたらない状態になると、酸素や栄養素が十分に届かなくなり、イライラや不安感といった症状が出ます。

女性ホルモンの不足

女性ホルモンのエストロゲンが不足することが原因で、自律神経が乱れやすくなります。その結果、血行不良が起こります。

セサミンの精神状態への効果

活性酸素を減らす

セサミンの強い抗酸化作用によって、活性酸素を減らすことができます。セサミンは、体内で活性酸素が生成されるのを抑制します。活性酸素を減らし肝機能が安定させると、アンモニアの分解がしっかりと行われるようになります。

ホルモンを補充し血行を促進する

セサミンには、血行を促進する働きがあります。
セサミンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをします。エストロゲンの不足を補うことで、ホルモンバランスの乱れが改善され、自律神経が安定します。その結果、血流がよくなり、脳に血液がしっかりと行きわたるようになるので、精神の安定をもたらします。

また、セサミンには血液内のコレステロールを抑制する働きもあるので、コレステロールが原因で血管が狭くなることも防ぎ、血のめぐりをよくします。