セサミン研究所

貧血の改善に効果大!セサミンの抗酸化作用

多くの女性が悩んでいるであろう貧血。
鉄分を摂っても改善しないという場合は、別の栄養素が不足している可能性があります。
セサミンはゴマに多く含まれる成分で、強い抗酸化作用がよく知られています。また、血行促進効果もあります。
セサミンのこれらの作用が、貧血の改善を手助けしてくれます。

貧血とは

貧血の症状

貧血とは、血中の赤血球が少なくなっている状態のことです。赤血球に含まれているヘモグロビンという成分は、酸素を体中に運ぶ大事な役割を果たしています。そのヘモグロビンが減少すると、酸素を十分に運ぶことができなくなり、細胞が酸欠状態になります。その結果、ふらつきや倦怠感、疲労感などの症状が現れます。

貧血の原因

ヘモグロビンの原料となるのが鉄分ですが、鉄分を摂れば貧血が改善するというわけではありません。他にも大事な栄養素があります。
葉酸とビタミンB12が不足すると、貧血の原因になります。葉酸とビタミンB12には、細胞分裂を促進する働きがあります。しかし葉酸とビタミンB12が不足すると、骨髄での細胞分裂が抑制されてしまい、ヘモグロビンが十分に作られなくなってしまうのです。

セサミンで肝機能を改善

葉酸とビタミンB12は、肝臓に貯蓄されています。
この肝臓の機能が低下すると、栄養素を貯蓄できる量が減り、貧血を起こしやすくなります。
肝機能低下の原因は、活性酸素です。活性酸素とは、体内でエネルギーを作り出す際に生まれるもので、これが細胞膜を破壊するなどし、健康に悪影響を及ぼします。
肝臓は特に沢山酸素を使う臓器であり、その分生み出される活性酸素量も多く、肝細胞が劣化しやすいのです。
活性酸素を減らすには、セサミンの抗酸化作用が有効です。セサミンは、体内で活性酸素が生成されるのを抑制します。活性酸素を減らし肝機能を安定させることで、貧血が起こりにくくなります。
他にはビタミンCにも抗酸化作用がありますが、水溶性ビタミンの場合、肝臓に届く前に血中で溶けてしまい、肝臓にまで届きません。一方セサミンは、体内で吸収されると、ダイレクトに肝臓に届き、そこで初めて働きます。ですから、貧血の改善のために肝機能を向上させるには、セサミンを摂取するのが大変効果的です。

セサミンの血行促進作用

セサミンには、血行促進の効果もあります。血液内のコレステロールを抑制することで、血管が狭くなるのを防ぎ、血のめぐりをよくします。
また、動脈硬化を防ぐ働きもあります。
血流をよくすることで、細胞の隅々まで赤血球が行きわたるようになり、貧血症状の改善に繋がります。

セサミンの摂取方法

セサミンは特にゴマに多く含まれていますが、ゴマばかり大量に食べるのは難しい上、かたい殻に覆われているため、そのまま食べても効果がありません。サプリメントを積極的に利用するとよいでしょう。

出典
セサミンで貧血対策①
https://www.round-house.org/post12.html
セサミンで貧血対策②
https://www.medical-feeds.com/anemia.html